山口県山口市の信光寺 浄土真宗本願寺派/西本願寺 濟波山

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信光寺住職日記 2012

信光寺住職日記 2012

2012/12/31 今年最後の行事〝除夜会〟

今年最後の行事〝除夜会〟

 12月31日、今年最後の行事「除夜会」。午後11時より本堂にて『讃仏偈』の勤行後、1人1鐘ずつ撞いていただく。
次第に氷がはるような厳しい寒さだったが、12時前後からラッシュになり120名程の参詣、家族連れが多く、日曜学校・土曜学校の修了生が来てくれるのが懐かしく有難い。甘党にはぜんざい、辛党にはお酒の接待を楽しみながら、12時30分頃終了する。

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2012/12/20 22名がご奉仕くださり〝大掃除〟

22名がご奉仕くださり〝大掃除〟

12月20日、恒例の〝大掃除〟を行う。明年1月の御正忌報恩講引受地区の名田島ブロックのから22名のご奉仕の方々が朝9時に集合して、煤払い・分担を決めて開始。
本堂内外、山門、鐘楼などの煤払いから始まり、脚立や梯子を使って天井付け根の部分から斗?・虹梁・柱、さらに建具、外縁、勾欄まで丁寧に雑巾がけし、最後は畳の乾拭きでの仕上げ。境内は隅々まで清掃していただき、光り輝く境内伽藍で新年を迎える。冷え込んだ朝であったが次第にお天気が回復し、休憩は日向ぼこしながらお茶をいただく。
年が明けると、さらに〝お華束用の餅つき〟〝真鍮仏具のお磨き〟のご奉仕により法要の準備を進めていく。
明年の御正忌報恩講は1月17日〜19日、ご講師には溪宏道先生をお招きする。

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2012/12/15 仏婦仏壮合同報恩講に天岸淨圓先生をお迎えする

仏婦仏壮合同報恩講に天岸淨圓先生をお迎えする

 12月15日、大阪より天岸淨圓先生を初めてお迎えして、仏教婦人会・仏教壮年会の合同報恩講を勤修する。
天岸先生は行信教校講師としてご活躍で、拙寺の若院がご教示を受けて大変お世話になっている。超ハードスケジュールの中にご都合付けてくださり、1座のみの有難いご縁を賜った。親鸞聖人御消息の明法房往生の一節をご讃題に、研ぎ澄ました言葉をもって噛み締めるように話し始められ、次第に抑揚頻りのテンションをもってのお取次ぎに、参詣者一同、時間を忘れてのお聴聞であった。

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2012/12/07 寺子屋セミナーの最終回、松月博宣先生が総括のご講話

寺子屋セミナーの最終回、松月博宣先生が総括のご講話

 12月7日、松月博宣先生をお招きして、第24回(最終回)の寺子屋セミナーを開催。『正信偈』最後の4句「弘経大士宗師等〜唯可信斯高僧説」をもって120句の総括をしてくださり、深い味わいの締めくくりを賜る。
当セミナーは「正信偈を聞く」をテーマに、平成21年2月に開講し、第一線で活躍されている10名の先生方が4年間24回の講話をリレーという形式で担当してくださった。
信光寺門徒、他寺院の門徒の垣根を取り払った公開講座で、「深く・やさしく・有難く」のコンセプトをもって各先生がそれぞれの切り口で見事にご講話くださり、私自身も実に楽しくお聴聞させていただいた4年間であった。
ご出講してくださった諸先生、運営に携わってくださったご門徒有志の方々に、篤くお礼申し上げます。

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2012/11/17 木曽隆志先生をお招きし、永代経法要を厳修

木曽隆志先生をお招きし、永代経法要を厳修

 11月17・18日、永代経法要を勤修する。ご講師は遠く新潟からお招きした木曽隆志先生。中四国ブロック青年布教使研修会の会場を引き受けたときの指導講師として出講されたのがご縁で、拙寺の法要には今回が2回目である。20年間携わっておられるビハーラ病棟の事例を中心として、老病死についての深いお話を賜った。
17日の昼座には200名を超える満堂のご参詣。写経文『重誓偈』(住職が清書したものを薄く印刷し文字をなぞる形式の写経で、法要のご案内と共にお配りする)を声高らかにおつとめし、引き続いての『般舟讃』。新物故者の遺族は中尊前の香炉で焼香、一般参詣者は回し焼香をして、「写経」を須弥壇上にお供えした。法要中には恒例の「コールさいは」のミニコンサート、そして昨年から始まった「菩提樹の会」の写真展が開催され、参詣者の耳と眼を楽しませてくれた。
18日の御満座では「写経」をお下げして再び全員でおつとめし、木曽先生の最後のご法話を賜る。終了後、信光寺オリジナル供菓〝平成の甍〟のお下がりを参詣者一人ひとりに差し上げて見送る。 今年も2日間4座に延べ500名ほどの方々がご縁に遇われ、賑々しくおつとめすることができた。

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2012/11/03 「お寺で七五三!」  木村家のご家族7名が参詣

「お寺で七五三!」  木村家のご家族7名が参詣

 11月3日、拙寺で初めて「七五三」のお参りがあった。福岡県糸島市在住の木村公治さんの次男・一輝くんと三男広輝くんの双子の兄弟が5歳になるということでご依頼があり、公治さんご夫妻と長男さん、そして山口市鋳銭司在住のご両親、7名が参詣された。
「七五三」は神事と考えられているが、神社でなければならない理由はありません。昔は数え年の3歳くらいで「おしめ」がとれ、5歳くらいで着物のヒモのつけ方が変わり、7歳くらいになれば下着を付けさせていたそうで、それぞれの節目に子どもの成長を祝いしたのである。そしていつの頃からか、男子は3歳と5歳、女子は3歳と7歳の11月15日に参詣する行事となった。
天岸淨圓先生のお寺では、「七五三」のお参りを勧めていらっしゃるとのこと。〝お寺で七五三!〟 家族でお参りされるからこそ、もっともっとアピールしていきたい行事である。

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2012/10/24 内藤昭文師をお招きして第23回寺子屋セミナーを開催

内藤昭文師をお招きして第23回寺子屋セミナーを開催

 10月24日、本願寺派司教の内藤昭文先生をお招きして、第23回寺子屋セミナーを開催する。今回は源空讃の「還来生死輪転家〜必以信心為能入」の4句。信と疑に焦点を絞って、実に味わい深いご講話を賜る。
平成9年2月に開講した「寺子屋セミナーⅤ 正信偈を聞く」は、いよいよ最終回を迎える。12月7日、松月博宣師に最後の4句をもっての総括のご講話をお願している。

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2012/10/12 伝道院主席修了の服部法紹師、信光寺で布教デビュー

伝道院主席修了の服部法紹師、信光寺で布教デビュー 10月12日、仏教婦人会主催の定例法座を開催。平素は住職自勤であるが、今回は広島より登照寺若院の服部法紹師(写真左)をお招きした。
法紹師は、拙寺若院が行信教校で大変お世話になった先輩で、このたび伝道院を主席で卒業され、一般寺院での布教デビューのご縁である。
勤行のあと若院が20分ほど前座を担当し、続いて法紹師が二席のご法話。話しの滑舌、内容の輪郭がしっかりして、デビューとは思えないほどの落ち着きをもって、有難いご縁を賜った。
これから布教使として経験を積み、羽ばたいていただきたい若手のホープである。

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2012/10/03 仏教壮年会研修旅行で長崎の楽常寺へ

仏教壮年会研修旅行で長崎の楽常寺へ

 10月3日・4日、隔年開催の仏教壮年会研修親睦旅行。今回は仏壮会員12名に加え、仏婦会員7名が特別参加して長崎に行く。
初日は雲仙市の楽常寺(私の里寺)に参拝。楽常寺へは仏教婦人会では2回、仏教壮年会では今回が3回の訪問となる。勤行の後、住職の法話を拝聴し、庫裏では広い庭園を愛でながらゆっくりと接待を受ける。
楽常寺を後にして風光明媚な山海の景色を楽しみながら、宿の雲仙宮崎旅館へ向かう。のんびりと温泉に浸かり、女将の心尽くしの接待を受けながら美味しい料理を堪能、二次会まで大いに盛り上った。
翌日は、仁田峠からの絶景を観光して島原に降る。旧大野木場小学校被災校舎・被災家屋保存公園などで普賢岳噴火の火砕流や土石流による被害の惨状を見学。
午後はフェリーで熊本に渡り、サントリー九州熊本工場を見学し、美味しいビール等を試飲してほろ酔い心地で帰路に着いた。

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2012/09/21 小林顕英先生をお招きして秋季彼岸会法要を勤修

小林顕英先生をお招きして秋季彼岸会法要を勤修

 21日・22日、大阪から小林顕英先生をお招きして秋季彼岸会法要を勤修する。小林先生は今回2回目のご縁。全身からほとばしるようなエネルギーをもって1座1座大切におとりつぎされ、法話の時間があっという間に感じられる、有難いご縁を賜った。
4座を賑々しく勤め終えて御満座終了後には、参詣衆が楽しみにされている信光寺オリジナル供菓〝平成の甍〟のお下がりを、一人ひとりに差し上げてお見送りした。

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2012/09/12 定例法座一日研修親睦旅行:下関市豊北町の妙久寺様へ参拝

定例法座一日研修親睦旅行:下関市豊北町の妙久寺様へ参拝

 9月12日、恒例の定例法座1日研修親睦旅行。今回はバス最大定員の54名で、キャンセル待ちも数名という過去最高の参加者となる。
下関市豊北町の妙久寺様に参拝。ご住職が山門の外でお迎えくださり、短めのご法話のあと、菊舎顕彰会会長の前坊守様が〝田上菊舎(1753〜1826)〟について詳らかにお話しくださる。菊舎の晩年、宗祖ご誕生の地(現在の日の誕生院)に堂宇が建立されるとき、俳句と多くの書画を書いて多大な売上金をご報謝されたとのこと。菊舎往生後まもなく建てられた句碑が今もあることを初めて知る。
西長門リゾートにて昼食・入浴し、角島大橋を渡って島の美しい景色を楽しんでゆったりした時間を過ごす。道の駅でたくさんお土産を買って帰途に着いた。

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2012/08/31 キッズサンガ夏休みのつどいを開催

キッズサンガ夏休みのつどいを開催

 8月31日、午前9時半より3時まで、「キッズサンガ夏休みのつどい」を開催し、土曜学校生、修了生、そして新規申込者、27名が参加。
勤行・法話のあと、午前中は河村・宇佐川仏婦会員担当でクラフトコーナー。かわいい手でかわいいストラップを制作した。
全員で外縁の拭き掃除をした後、昼食。あっという間に食べてしまう子、ゆっくりゆっくり食べる子もあり、自由に時間を使っての昼食だった。
午後は法務員の妻・岡部帰子さんが室内オリンピックを担当。宗育出身でもあり、さすがに若さとパワーをもって子どもたちの心をつかみ、大いに盛り上げてくれた。
月例会とは違ってゆったりとした時間を過ごしていると、子どもたちはすっかりリラックスしてまとわりついてくる。子どもの笑顔や歓声に癒され、少年教化活動を継続できたことを有難く思う。

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2012/08/28 深川先生をご講師に寺子屋セミナー『正信偈を聞く』を開催

深川先生をご講師に寺子屋セミナー『正信偈を聞く』を開催

 8月28日(火)、寺子屋セミナー「正信偈を聞く」(第22回)を開催。朝鮮半島に上陸の巨大台風の影響で風雨が残る天候であったが、50名ほどが聴講される。
龍谷大学教授の深川宣暢先生が、「本師源空明仏教〜選択本願弘悪世」の4句をご講話下さる。正信偈の組織図とレジュメも用意してくださり、ご法話を交えながら〝深く・やさしく・ありがたく〟お説き示し下さった。
次回は10月24日(水)。大分の本願寺派司教・内藤昭文先生が「還来生死輪転家〜必至信心為能入」を講話くださる。いよいよ残すところ2回をもって当セミナー『正信偈を聞く』は修了する。

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2012/08/05 北畠晃融師を迎えて盂蘭盆会法要を勤修

北畠晃融師を迎えて盂蘭盆会法要を勤修

 法要の折に恒例になり、参詣者が休憩中に愛でるのを楽しみにされる玄関の花。ご門徒の中川範子さんが枇杷・雪柳・栗・竜胆・桔梗などを豪快に生けてくださった。
今年の盂蘭盆会法要は、ご講師に中央仏教学院前院長の北畠晃融師をお迎えして勤修。先生のお人柄から滲み出るご法話は、心の奥底まで染みとおるようだとご参詣の方々も悦んでくださった。
今回は東津・陶ブロックの地区総代さんが、前日の準備から当日の運営までお手伝い下さり、賑々しく勤め終えることができた。

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2012/07/21 恒例の仏教壮年会会員による奉仕作業

恒例の仏教壮年会会員による奉仕作業

 7月21日、夕方4時より仏教壮年会会員による恒例の仏具お磨き・境内清掃奉仕。猛暑の中に46名の会員が奉仕に汗を流してくださった。
仏教壮年会結成の翌年から始まり、すでに28年。彫り物の真鍮仏具はピカールを使って歯ブラシで磨いたあとの仕上げは洗剤を使って水洗い。他の仏具はアモアで丁寧に磨いたあと、シンナーで磨き薬を落とし仕上げ磨き。新品の輝きを取り戻して美しい。また境内では猛暑の中、隅々まで丁寧に草取り清掃をしてくださった。
お内陣の仏具のお磨き、境内の清掃、すべてが如来さまのお荘厳。この奉仕を通して会員同士の尊い価値観の共有、さらに和みが育まれてきたのではないかと思う。

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2012/06/02 三蔵法師の足跡を訪ねる〝シルクロード西域の旅〟

 6月2日よりご門徒を中心に一行8名で、玄奘・鳩摩羅什三蔵法師の足跡を訪ねる〝シルクロード西域の旅〟に出る。福岡から仁川経由でウルムチに深夜到着。翌日さらに西域辺境のカシュガルへ空路移動。
4日はパキスタンとの国境へと続くパミール高原へ。途中、古代シルクロードの宿場の名残がある石塀が川向うに見え、悠久なる時の流れと酷しい道程の旅であったことを感じ入る。標高3600mの地はさすがに身体へのダメージがあるが、美しいカラクリ湖を眺めながら昼食をとる。一日がかりの往復であったが、三蔵法師が天竺への道程の中、死の海と恐れられたタクラマカン砂漠を通過しても更に難所であったことが解る。
カシュガルから南疆鉄道に乗り、左に天山山脈、右にタクラマカン砂漠の景色を眺めながら9時間かけてクチャ移動。ここは鳩摩羅什三蔵法師の生誕の地であり、玄奘三蔵も立ち寄ったところである。
街のバザールでは〝シシカバブ〟や〝ナン〟を味わう。クチャから再び南疆鉄道に乗る。日没は午後10時頃、日本では姿を消した食堂車と寝台車で歓談のあと就寝。

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 翌朝トルファンに到着。トルファンは中国で一番暑いところで気温は40℃超、湿度3%で、日差しの下と日影とでは体感温度は雲泥の差である。玄奘三蔵が滞在した高昌国跡の高昌故城を見学。出発前に『仁王経』を講じるとき、鞠文泰国王は玄奘に自らの背を踏ませ壇上に上げたという。国王の心を尽くした支援によって大旅行を完遂できたのだが、求法の旅を終えて帰国する時には高昌国は滅亡していたという。
ベゼクリク千仏洞では一通り見学したあと、別途高額の料金を払って第15窟を見学。これまでに見学してきたクチャのキジル千仏洞、キジルガハ千仏洞などと同様にル・コックやスタイン、大谷探検隊によってほとんどの壁画は持ち去られている。現地では〝略奪〟という表現で耳に痛い言葉だった。第15窟の壁画は6ヶ国に分散しているが、龍谷大学がデータを収集して、京都・西本願前の〝龍谷ミュージアム〟に実物大で再現している。
トルファンは天山山脈から地下水路(カレーズ)を掘りオアシスとなっている。その距離は5000km、地下の万里の長城といわれる。葡萄の栽培が盛んで、高温低湿を生かして干し葡萄が名産。世界一美味しい干葡萄を沢山お土産にして帰路についた。

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2012/05/19 宗祖降誕会法要を勤修~大正琴&マリンバ ミニコンサート~

宗祖降誕会法要を勤修~大正琴&マリンバ ミニコンサート~

 5月19日、親鸞聖人のお誕生日をお祝いする「宗祖降誕会法要」を勤修。
住職法話では、可愛い親鸞聖人童形像(樹脂)を披露。これは、3月に除幕した「親鸞聖人青年像」の制作者・濱野邦昭氏が試作され、恵贈されたものである。
後半は、田原伴子さん(大正琴・ピアノ)と川手艶子さん(マリンバ)によるミニコンサート。エレクトリック大正琴の力強い高音域と、マリンバの優しく包み込む低音域のコラボが、実にバランスよく心地よい音色で、満堂の参詣者も大変悦んでくださった。

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2012/04/26 松月博宣先生を迎えて、第20回寺子屋セミナーを開催。

松月博宣先生を迎えて、第20回寺子屋セミナーを開催。

 4月26日、松月博宣先生をお招きして、第20回の寺子屋セミナーを開催。
先生は今回も?体調不良で心配していたが、さすがに集中力を切らすことなく、善導讃の「開入本願大智海〜即証法性之常楽」の5句を、言葉を択びぬき研ぎ澄まして、実に深い味わいをもってご講話下さった。
〝人生とは完成図のないジグソーパズル〟・・・実に印象的なフレーズであった。
次回は6月15日、ご講師は溪宏道先生。溪先生は今回のセミナーでは初めてのご出講であるが、平成18年4月から隔月12回、寺子屋セミナー「阿弥陀経に聞く」に出講してくださった。この講義録を纏められ、〝法話『阿弥陀経』〟を探求社から出版されている。

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2012/03/18 春季彼岸会法要にて、親鸞聖人銅像の除幕式を挙行。

春季彼岸会法要にて、親鸞聖人銅像の除幕式を挙行。

 18日、紫藤常昭先生をお迎えして春季彼岸会法要を勤修。昼座終了後に除幕式を予定しているので、1席1時間の法話をお願いする。今回は2日間4座にわたり『観無量寿経』からお取次ぎ下さる。
3時30分より「親鸞聖人銅像建立除幕式」を挙行する。200有余名の参詣者と共に『讃仏偈』の勤行、責任役員・本部総代・仏婦仏壮代表者の焼香のあと除幕して、29歳の青年像を披露した。
住職と制作者濵野邦昭氏が挨拶したあと、紅白のお祝いの餅をお配りし、親鸞聖人750回大遠忌のご勝縁の年に銅像を建立できたことを喜び合いながら散会した。
明日19日は10時、そしてご満座は1時30分より法要を勤修する。お誘い合わせお参り下さい。

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2012/03/16 親鸞聖人銅像の据付工事完了し、18日に「除幕式」。

親鸞聖人銅像の据付工事完了し、18日に「除幕式」。

 計画を始めて1年余り、彫刻家・濵野邦昭氏に依頼した「親鸞聖人青年像」が完成。聖人29歳、苦悶の中に六角堂参籠を経て法然聖人に出遇い、一条の光を得て比叡山と決別された頃をイメージし、濵野氏が1年を費やして制作された渾身の作である。キャプションの「光を信じて」は若院が提案し、私が揮毫した。
費用一千万円については、寺報〝濟波〟にて報告している『よろこびの箱』、有志の方々のご喜捨による浄財をあてる。
16日早朝より台石と銅像が境内に搬入され、4時間ほどで据え付けを完了。明後日の18日、春季彼岸会法要の初日の夕方、参詣の方々とともに「除幕式」を挙行し、紅白の餅を配ってよろこびを分かち合う。

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2012/02/12 定例法座で若院の初転法輪

定例法座で若院の初転法輪

 毎月12日は仏教婦人会主催の定例法座を開催している。昭和35年に開設され半世紀以上、たくさんの方々がご縁に遇われてきた。
今回は前席を若院、後席を私が担当。若院は現在、行信教校で研鑽を積んでいるが、先月途中で法務員が退職したために、大阪から毎週末に帰省して法務を手伝っている。
法話はまだまだ自信がないというが、まず自分が僧侶になったいろいろなご縁から話し始め、30分ほどの有難いお取次ぎであった。
今回は若院の初転法輪のためか、いつもより多い95名のご参詣であった。定例法座では開設以来、休憩中に茶菓の接待をしている。私が30年前に入寺したころは10数名ほどのご参詣だったが、次第にご参詣が増えて現在では80〜90名。茶菓の接待のために長机を準備するのは大変だが、参詣者同士が楽しみにしている憩いのひとときなので継続している。

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2012/01/14 御正忌報恩講を厳修(若院・本願寺教師取得奉告法要を併修)

御正忌報恩講を厳修 (若院・本願寺教師取得奉告法要を併修)

 14日から16日まで親鸞聖人750回大遠忌に当たる御正忌報恩講を厳修。今年は東津ブロックと陶ブロック93戸のお引き受けにより、5座に亙り述べ650名ほどの参詣者で、賑々しくお勤めすることができた。
新年早々から葬儀が7件続いて、法要の準備が思いどおりに捗らずに心配したが、無事法要を迎える。
15日の午後の法要では、新発意の「本願寺教師資格取得奉告法要」を併修。現在、行信教校で教学研鑽に勤しんでおり、本願寺西山別院で10日間の教修を受け、12月10日にご門主様より「本願寺教師」資格を授与される。お内陣の登高座にて導師を勤め、大遠忌ご正当の法要で奉告できたこと、感慨至極の思いであった。ご参詣に方々に、新発意をこれから「若院」と呼んでくださいとお願いする。
ご講師の足利孝之先生は80歳になられる。ご子息を36歳で亡くされ、お孫さんが高校3年生の由。住職を譲ることができるまで頑張りますと、年齢を感じさせないエネルギッシュな有難いご法話であった。

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