山口県山口市の信光寺 浄土真宗本願寺派/西本願寺 濟波山

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信光寺住職日記 2019

信光寺住職日記 2019

2019/12/20 報恩講引受地区のご奉仕で大掃除

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 12月20日、報恩講引受地区の小野ブロックより24名のご奉仕で大掃除。

 本堂外陣・外回り、山門、鐘楼の煤払いから始まり、外陣は柱・虹梁、更に組物など天井の付け根まで丁寧に拭き上げていただいた。

2019/12/12 角道宏師をお招きして〝仏婦・仏壮合同報恩講〟を勤修

 12月12日、信光寺仏教婦人会・仏教壮年会合同報恩講をお勤めする。ご講師は福岡・徳勝寺住職の

角道宏先生。

 ユーモアたっぷりのお話の後に、しっかりとした浄土真宗のみ教えの神髄をお示しくださった。

2019/12/04 第21回はじめて学ぶ真宗講座 ご講師は元国立天文台台長の観山正見先生

 12月4日、第21回はじめて学ぶ真宗講座を開催する。ご講師は東広島市・長円寺住職で元国立天文台台長の観山正見先生。「かなたからのひかり」と題して、現代科学の宇宙観を対比しながら、仏教の世界観の壮大さ、さらに仏さまのはたらきの有難さをお説きくださった。

 第22回は未定だが、冬休みをして4月頃の開催予定。新規聴講者の申し込み歓迎。

2019/11/17 松月博宣先生をお招きして永代経法要を勤修

 11月16日・17日、松月博宣先生をお招きして永代経法要を勤修する。今年の写経文は『帰三宝偈』。

全座で参詣者一同声高らかにお勤めしました。ご法話は、松月博宣先生が「この私が仏になるとはどういうことか」、やさしく、深く、お話しくださった。

 会期中には〝コールさいは〟のミニコンサート、また休憩中には庫裏広間では〝菩提樹の会〟の写真展、コーヒー接待など、賑々しい二日間であった。

 

2019/09/23 福田康正先生をお招きして秋季彼岸会法要を勤修

 9月23日・24日、福田康正先生をお招きして秋季彼岸会法要を勤修する。

 熱のこもった有難いお取り次ぎをくださり、連続してお参りになる方が目立つ。参詣者からは次のご縁を楽しみにする声が聞かれた。

2019/09/03 第20回はじめて学ぶ真宗講座 ご講師は元ジョビジョバの木下明水先生

 9月3日、午後7時より〝第20回はじめて学ぶ真宗講座〟を開催。ご講師はコントグループ〝ジョビジョバ〟のメンバ-で、熊本・勝明寺副住職の木下明水先生。ユーモアをまじえながら、『大経』法蔵菩薩のご苦労を有難くお話しくださった。

 次回は12月4日、元国立天文台台長・広島大学特任教授で東広島市・長円寺住職の観山正見先生をお招きする。受講料無料、新たな会員募集中!

2019/08/07 北畠晃融先生をお招きして盂蘭盆会法要を勤修

 8月7日、元中央仏教学院院長の北畠晃融先生をお迎えして盂蘭盆会法要を勤修する。

 猛暑の中にたくさんのご参詣。もっとも本堂の中はエアコンで涼しく快適で、先生の真心あふれるお取り次ぎを熱心に聴聞した。

2019/07/20 仏教壮年会会員による仏具お磨き奉仕

 7月20日、恒例の仏教壮年会会員による奉仕作業が行われる。今回は雨天のため境内清掃は中止して、参加者28名全員で仏具お磨きのご奉仕。手慣れた様子で丁寧に磨き上げて仏具はピッカピカに輝いた。

 

2019/07/03 小池秀章先生をお招きして〝第19回はじめて学ぶ真宗講座〟を開催

 7月3日、京都より小池秀章先生をお招きして〝第19回はじめて学ぶ真宗講座〟を開催。小池先生は拙寺の組内(山口南組)教證寺住職の弟さんで龍谷大学講師。元京都女子学園高校で教鞭をとっていらしたので、浄土真宗を実にわかりやすくお話し下さる。このセミナーのコンセプト〝深く・やさしく・有難く〟、初めての人から深くお聴聞されている人まで満足していただけるご講話であった。

 次回は9月3日、元ジョビジョバの木下明水先生をお招きする。受講料無料の公開講座なのでどなたでも新規受講可能。お待ちしています!

 

2019/06/18 ネパール カトマンズ本願寺に参拝

 今年の旅行はスリランカの予定だったが、テロ勃発のため急遽ネパールに変更。6月13日に10名で出発しバンコクに一泊、14日にネパールにに入る。

 ネパールではカトマンズ本願寺に参拝。ソナム住職は北インドに浄土真宗の学校設立で東奔西走中でお留守。「讃仏偈」の勤行後、住職留守中のお寺を担当しているモクタンさんが流暢な日本語で寺院の成り立ちなどについて丁寧にお話し下さる。モクタンさんも京都の中央仏教学院で二年間、浄土真宗のみ教えを学習されたとのこと。

 ネパール観光のメインは〝ヒマラヤマウンテンフライト〟だが、天候不順であれば飛ばず五分五分の確立という。翌朝は晴れて無事フライトできた。コックピットに写真撮影のため一人ずつ入ることができ、正面からの迫力ある景色も堪能。

旧王宮界隈の世界遺産の建物は大地震後の復旧工事が進んでいた。

2019/05/18 5月18日 初参式・宗祖降誕会法要を厳修

 5月18日、午前10時より初参式。9名の赤ちゃんたちが、両親や祖父祖母に抱かれて本堂の阿弥陀さまに初めてのお参りのご奉告をした。今回は英国より私の孫も参拝。集合写真、家族毎の写真撮影の後、記念色紙(其手常出無尽之寶=大経より)に手形を押し、初参式ケーキや紅白餅などを差し上げ、賑やかに式を終えた。

 午後1時30分からは宗祖降誕会を厳修。宗祖讃仰作法音楽法要をおつめして住職自勤の法話のあとは、いま話題のアコーディオン奏者で歌手・上田剛志さんのライブ&トーク。藤山一郎ナンバーを参詣者とともに歌い、懐かしい歌声で感動のひとときを共にした。    (写真をクリックすると拡大します)

                                      

2019/05/09 定例法座一日研修親睦旅行 岩国の専徳寺さまに参拝

 

 5月9日、毎年恒例の定例法座一日研修親睦旅行で、岩国の専徳寺さまに参拝する。拙寺の定例法座は仏教婦人会の主催で毎月12日の午後1時30分より開催で60~70名のご参詣があるが、このたびは35名の参加者。

 専徳寺さまに9時15分に到着すると、境内には仏婦会員の皆さまが一列に並んで歓迎くださり恐縮頻り。向拝口で記念撮影の後、本堂で音楽礼拝・重誓偈作法のおつとめ。仏婦月例会をこの日に合わせてくださり普段通りに音楽礼拝から始められ、老院さまのご法話、そしてご住職・坊守さまの讃歌指導と、ふだんの形式のまま大変有難いご縁を賜った。

 11時過ぎには再び丁寧なお見送りを受けて一路広島へ。宮島にフェリーで渡り美味しい昼食をいただき、島内散策でゆったりとした時間を楽しんだ。 

 

 

2019/05/05 5月5日 こどもの日

 5月5日、こどもの日。写真は私の初孫〝晴朗くん〟。昨年の5月5日に生れて今日が満1才の誕生日である。イギリスのノッティンガム在住で、まだ直接会ったことがない。もっぱらLINEのビデオ通話での面会のみの1年だったが、間もなく一時帰国する。

 左の写真は生後10ヵ月、食事を終えて合掌するようになった由。ありがたい姿だ。しかし食事前にはまず食べ物を口に入れることに集中して合掌しないとのこと。左の写真は歯磨きをするようになったのか?

2019/04/18 第18回はじめて学ぶ真宗講座 能美潤史先生をお招きして開催

 4月17日、寒い時期に暫く休んでいた〝はじめて学ぶ真宗講座〟を開催。今回は龍谷大学准教授・能美潤史先生をお招きした。

 能美先生は、慶応大学で国文学を専攻ののち龍谷大学で真宗学という新進気鋭の学者さんである。テキストから「今ここでの救い」をテーマに難解な言葉を使わず、このセミナーのコンセプトである〝深く・やさしく・有難く〟お話しいただいた。

2019/03/31 3月31日 新入学お祝い会・仏教婦人会委員会を開催」

 毎年4月1日の恒例行事「新入学お祝い会」を今年は3月31日に仏教婦人会主催で開催。昭和38年に始まった行事で、今年は第48回を迎えた。
 9名の児童が出席。讃仏偈の勤行のあと、仏婦会長の代表焼香と挨拶、住職の法話。そして仏婦会員による腹話術には子どもたちが目を丸くして大喜び。お祝いのお菓子や記念品をお土産に解散。
 引き続き、仏教婦人会の新年度委員会。今年は結成60周年を迎える。これを機縁として若い世代へアピールする記念行事を計画していくことを確認する。

 

2019/03/23 3月22・23日 内藤昭文師をお招きして春季彼岸会法要を勤修

 

 3月22・23日、内藤昭文師をお招きして春季彼岸会法要を勤修。内藤師は本願寺司教で、長尾雅人師の薫陶を受けられた仏教学の学者であるが、仏教の核心を難解な言葉を使わず噛み砕いて、実に〝やさしく・深く・有難く〟お話してくださった。

 法要中には、写真愛好会〝菩提樹の会〟が庫裏広間で〝写真展〟を開催して、参詣者を楽しませてくださった。

2019/03/19 3月18・19日 念仏奉仕団

 3月18・19日、念仏奉仕団上山。このたびは18日がご本山の春季彼岸会の初日で、法要参拝も日程に組まれており尊いご縁に遇うことができた。清掃奉仕は内陣工事中の阿弥陀堂、渡り廊下、そして御影堂を乾拭きと雑巾がけ。二百数十名の大人数で見事にきれいになった。

 ご門主様との記念撮影・ご面接、抹茶のご接待を受け書院拝観、修復工事を終え足場を撤去中の飛雲閣も拝観することができた。

 ご本山に日程終了後、まず〝京都迎賓館〟へ。特別拝観中でのためガイド付きで、まさに日本の職人の技術の粋を集めた見事な建物や調度品を見学することができた。

 一路大阪へ向かい〝あべのハルカス〟に到着。300メートルの最上階からパノラマで大阪のコンクリートジャングルの眺望を楽しんだ。

2019/01/19 1月17~19日 御正忌報恩講法要を厳修

 117日から19日まで御正忌報恩講を厳修。今年は名田島ブロックと上郷東ブロック127戸のお引き受けにより、賑々しくお勤めすることができた。

新年早々から葬儀が8件続いて、法要の準備が思いどおりに捗らずに心配したが、無事法要を迎える。

このたびは予定のご講師と日程トラブルがあり、1718日は鹿児島より義弟の真光寺住職・押野慶明師、19日は長崎より次兄の西楽寺前住職・西﨑常丸師に急遽出講してもらう。お二人ともにエネルギッシュで実に有難いお取り次ぎで、参詣者からもご縁に遇えたよろこびの声頻りであった。

 117日から19日まで御正忌報恩講を厳修。今年は名田島ブロックと上郷東ブロック127戸のお引き受けにより、賑々しくお勤めすることができた。

新年早々から葬儀が8件続いて、法要の準備が思いどおりに捗らずに心配したが、無事法要を迎える。

このたびは予定のご講師と日程トラブルがあり、1718日は鹿児島より義弟の真光寺住職・押野慶明師、19日は長崎より次兄の西楽寺前住職・西﨑常丸師に急遽出講してもらう。お二人ともにエネルギッシュで実に有難いお取り次ぎで、参詣者からもご縁に遇えた喜びの声頻りであった。

2019/01/02 1月2日 修正会を厳修

 謹んで新春のおよろこびを申し上げます。

 1月2日、朝9時より「修正会」を勤修。『正信偈』を声高らかにおつとめし、御文章拝読、住職法話。その後、大人は御内仏間にて「流盃の儀」でお屠蘇をいただき、子どもたちは本堂で「かるた大会」と「昆虫ビンゴ」で楽しんだ。

 世間通途の祈願請求の初詣でではなく、真宗門徒は、我がお寺の阿弥陀如来さまに新年のご挨拶お礼を申しあげ、心新たにお聴聞・ご報謝に勤しむことをお誓いする初詣ででありたいものだ。