山口県山口市の信光寺 浄土真宗本願寺派/西本願寺 濟波山

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信光寺住職日記 2016

信光寺住職日記 2016

2016/12/22 第9回「はじめて学ぶ真宗講座」 弘中英正先生をお招きする

 12月21日、第9回「はじめて学ぶ真宗講座」を開催。

 このたびは岩国・専徳寺前住職の弘中英正先生にご出講いただく。『拝読 浄土真宗のみ教え』の〝愚者のよろこび〟が今回のテーマ。弘中先生は豊富な智識量、聖教量をもって、弥陀覩見の私の姿を素直に受け取る世界を、極めて輪郭のはっきりした〝痒い所に手が届く〟内容をもってお話しくださった。

 次回は、暫く冬眠して4月11日、紫藤常昭先生をお招きする。

2016/12/20 〝大掃除〟報恩講引受地区より25名のご奉仕

 12月21日、朝9時、明年の報恩講引受地区(山手筋ブロック)より25名が大掃除のご奉仕に来山。

 まず本堂の外陣・外回り、庫裏の外回り、山門、鐘楼などの煤払いから始まり、外陣は天井の付け根まで雑巾で拭き上げ。1年間の煤などの汚れを隅々までピカピカに磨き上げて下さった。

 拙寺の御正忌報恩講は、正月明けから準備に入り、1月14日から16日まで松月博宣師をお招きして厳修する。

2016/12/11 仏婦仏壮合同報恩講 木下明水師をお招きする

 12月10日、仏教婦人会・仏教壮年会合同報恩講をおつとめする。

 ことたびは熊本教区より木下明水師をはじめてお招きする。明水師はコントグループ「ジョビジョバ」のメンバー、ドラマ「京都地検の女」に船越栄一郎と刑事役で出演など、芸能界で活躍されていた方である。南無阿弥陀仏のお心を約仏にて、見事な話術をもって深く有難くお取り次ぎいただいた。

2016/11/14 天岸淨圓師をお招きして永代経法要を勤修

 11月13日・14日、大阪より天岸淨圓先生をお迎えして永代経法要をお勤めする。

 天岸先生は〝阿弥陀経のこころ〟と題してお話しくださり、仏と浄土について問題意識なくあたりまえのようにいただいてることと、有るのか無いのかという認識方法では埒があかない部分を見事な切り口でお取り次ぎくださった。

 13日の昼のお座では〝こーるさいは〟のミニコンサート、庫裏では〝菩提樹の会〟の写真展が開催され、満堂のご参詣で賑々しく法要をお勤めすることができた。

 次回の法要は12月10日(土)13:30より「仏教婦人会・仏教壮年会合同報恩講」。ご講師は熊本から木下明水先生をお招きする。元芸能人、コントグループ〝ジョビジョバ〟のメンバーで俳優としても活躍。今は立派なお坊さんです。

 

2016/11/12 準備完了、明日より永代経法要を勤修

 小春日和の穏やかな午後、引受地区の本部総代・地区総代さんが法要の準備に来山。三色幕・紫幕を本堂・山門・式台に張り、本堂外陣の椅子等の会場設営・掃除をしてくださる。

 庫裏では〝菩提樹の会〟の会員10名が写真展の会場設営。パネル10枚の展示場所を阿弥陀クジで決めて、それぞれのパネルに作品を展示された。

 お内陣の荘厳も整い、いよいよ明日13:30・19:30、明後日10:00・13:30の4座、大阪より天岸淨圓師をお招きして永代経法要をおつとめする。明日の昼座には〝コールさいは〟のミニコンサート、そして庫裏では2日間〝菩提樹の会〟の写真展を開催。

 どうぞお誘い合わせてお参りください。

 

2016/10/23 第16回山口南組親鸞聖人鑽仰会を開催

 10月23日、午後2時30分より本願寺山口別院を会場に第16回山口南組親鸞聖人鑽仰会を開催。

今回のテーマは〝受け継がれる念仏の心 広がるご縁〟。ウイルス学の権威であった東昇先生(昭和57年ご往生)の念仏者としてのご生涯を描いたDVD「ただ念仏ー偉大な自然科学者と念仏ー」を上映し、そのご長女・藤井雅子氏の講演、そしてお孫さんでシンガーソングライターのちひろさんの公演という変化にとんだ企画で、参加者も有難いご縁をいただいたとよろこびの声でいっぱいであった。

組内14ヵ寺より350名が集い、満堂の中に賑々しく開催することができた。

2016/10/07 本願寺第25代専如ご門主伝灯奉告法要に参拝

 10月6日、山口南組より150名の団体参拝として、信光寺から28名がご本山の伝灯奉告法要にお参りする。

 法要は阿弥陀堂と御影堂の両堂で同時に「奉讃伝灯作法」のお勤めが営まれ、山口南組は御影堂の中央最前列でご縁に遇うことができた。最後に大谷家のご家族のご挨拶があり、ご長男・敬さま、満1歳の誕生日であったご長女‣顕子さまのほほ笑ましいお姿に参拝者一同大変感激されていた。

2016/10/03 第8回はじめて学ぶ真宗講座 田中了彩先生をお招きして開催

 10月3日19:00より福岡教区西郷寺住職・田中了彩先生をお招きして、「第9回はじめて学ぶ真宗講座」を開催する。

 田中先生ははじめてのご縁。広島大学、九州大学大学院でインド哲学を専攻され、宗教心理学の研究者でもあるが学問量は背後に隠し、『拝読浄土真宗のみ教え』より「今ここでの救い」をテーマに〝やさしく・ふかく。ありがたく〟迫力至極のご講話をいただいた。

 次回は12月21日、ご講師は弘中英正先生をお招きする。新たな受講希望者はご一報ください。

 

 

2016/09/26 福田康正師をお招きして秋季彼岸会法要を勤修

 9月25日・26日、秋季彼岸会法要をおつとめする。まだまだ残暑甚だしい毎日だが、玄関には中川範子さんが秋の花材で涼しげに生けて下さる。

 ご講師の福田康正先生は古希を迎えられた由。「矍鑠青年を壓す」の言葉の如く、ますます迫力あるお取次ぎで、一座一座に有難いご縁を賜った。
 

2016/08/24 山口南組仏教子ども研修会の会場を引き受ける

 8月23日・24日、山口南組仏教子ども研修会の会場を引き受ける。例年は7月下旬開催であるが、今回は京都女子大学の宗育部巡回に合わせて日程を決めたためか、32名の参加者となってしまった。

 子どもたちは二日間、お釈迦さま・親鸞さまについての学習、宗育部のお姉さんたちの人形劇やゲーム、念珠作りなどを楽しんだ。食事は仏教婦人会の役員さんや保護者の方々が準備されたソーメン流しや工夫された大ご馳走、子供たちはお腹いっぱいになるまでお代わりをしていた。

 

2016/08/07 森田義見師をお招きし、盂蘭盆会法要を勤修

 8月6日、午前・午後の二座、森田義見先生をお招きして盂蘭盆会法要をおつとめする。森田先生は初めてのご縁である。積学であるが、難解な言葉は一切使わずに深く・やさしく・有難くお取次ぎ下さった。

 7月末から35度ほどが打ち続く猛暑の中、本堂はビルトインの空調完備。休憩中には冷たいコーヒーもふるまわれて、ご参詣の皆さんはゆったりとした快適な一日を過ごされた。

2016/06/21 はじめて学ぶ真宗講座(第7回)阿部信幾先生をお招きする

 

 梅雨空には白い花が映える。今年は沙羅の蕾の数が異常に多く、毎日30輪以上の花を咲かせては翌朝散っていく。まだ一週間ほどは咲き続けるだろう。実に美しく哀れである。

 6月20日、第7回「はじめて学ぶ真宗講座」を開催。遠く群馬県から阿部信幾先生をお招きした。先生は布教使の資格取得者の中からさらにスキルアップするための研修機関(45日間?)の指導講師もなさっている。

 今回は『拝読 浄土真宗のみ教え」18~19頁「聞くことをは信心なり」をテーマに、教義の神髄に触れながら(はじめての方には難しかったかもしれないが)実に有難いご講話ををいただいた。

 次回は10月3日(月)、ご講師は福岡から田中了彩先生をお招きする。

 

 

 

2016/05/21 宗祖降誕会法要 笑福亭仁智師匠の落語を堪能

 

 5月21日、宗祖降誕会法要を厳修。宗祖讃仰作法の音楽法要のおつとめ・住職法話のあと、久しぶりにお招きした笑福亭仁智師匠の落語会。師匠の滑舌のいい話芸に爆笑絶えず、抱腹絶倒の笑いを堪能した。

 最後にお楽しみ抽選くじで数々の景品をゲットして、拙寺のオリジナル供菓“平成の甍”と紅白餅をお土産に、大満足の笑顔での散会であった。

2016/05/12 定例法座一日研修旅行 豊前市宇島の教圓寺様に参拝

 

 5月11日、恒例の定例法座一日研修親睦旅行。 豊前市宇島の教圓寺様へ参拝する。朝7時半に一行37名、貸切バスで出発する。9時半ごろ到着し、お迎えをいただいて本堂で勤行の後、ご住職より寺院沿革を含めてご法話を賜り、美味しい茶菓のご接待を受けた。教圓寺様は拙寺の親戚寺院でもあり、昨秋ご結婚された若院夫妻の媒酌をお引き受けしており、大変ご縁の深い寺院である。

 昼食は安心院(あじむ)へ移動してワイナリーレストランで名物のすっぽん料理をいただく。すっぽんは初めての人も多く恐る恐る食べ始められたが、皆さん美味しいと完食であった。先月の地震以来、我々のバスがわずか3台目のとのこと。その後、「豊後高田昭和の町」でも団体は我々だけで、地震の影響は全くというほどないこの地域で、風評被害の影響の深刻さを肌で感じたことであった。

 

2016/05/07 平成28年度信光寺門徒総代会総会を開催

 5月7日午前10時より平成28年度信光寺門徒総代会総会を開催する。当会は責任役員・本部総代11名、地区総代74名の構成で、出席者は77名。

 秋本啓輔会長がご病気のため辞任され、先般の本部総代会で河村博次氏が互選で就任することになり、門徒総代会会長としてのご挨拶をされる。また、秋本前会長の東津ブロックの後任の本部総代には藤井正彦氏が就任される。

 議事では議長(地区総代から選出)には陶地区の中野光昭氏が指名され、さすがに市議会議員の要職にある方なのでスムーズに議事を進行してくださった。

 74地区では長年勤めてくださる地区、2~4年の交代制、また毎年交代制の地区などさまざまな形態であるが、地区総代様には本年度の門信徒会費の徴収、寺報濟波などの配布、法要のお手伝いなど、よろしくお願い申し上げます。

2016/04/22 外松太恵子先生をお招きして 「第6回はじめて学ぶ真宗講座」を開催

 4月21日の夜7時より、外松太恵子先生をお招きして「はじめて学ぶ真宗講座」を開催。先生は青少年問題カウンセラーとして全国的に高名な方だが、子どものころから浄土真宗のご法義豊かな環境の中でお育ちになり、深い信仰をもって社会問題に取り組んでおられる。

 拙寺には5年ぶりのご縁。年齢を感じさせないヽ(*゜O゜)ノ失礼チャーミングなお話しぶりで、自らの信仰体験を通して尊く深く有難くお取次ぎくださった。受講者の方からもご縁に遇えた悦びの声をたくさん伺った。

 次回は6月20日、ご講師は遠く群馬県より阿部信幾先生をお招きする。

2016/04/12 毎月12日は定例法座を開催しています

4月12日、午後1時半より定例法座を開催。昭和36年より毎月12日に仏教婦人会の主催で行われる月例法座で、今月は84名のご参詣であった。

前住職の代に始められ、途中から手勤め(自勤)で細々と続いていたが、30年程前より仏婦役員さんと共に知恵を出し合いいろんな工夫をして取り組んだ結果、現在のような賑々しい法座に発展した。

伝統法要と雰囲気が違って参詣者間の親密さがあり、初めて参詣された方でもすぐに馴染まれる独特の雰囲気。休憩中には当番の委員さんがお茶とお菓子を振舞われて、賑やかさは最高に達する。

昨年帰坊した若院と共に法話を担当しているが、皆さん反応よくしっかりお聴聞してくださる。若院ものりのりのお取次ぎができて、有難いお育てをいただいている。

来月は年1回恒例の1日研修親睦旅行で、豊前市の教圓寺様に参詣の予定で、6月は通常の月例法座。仏婦会員以外でも自由に参詣できるので、どなたでもお気軽にお出かけください。ちなみに男性2人の常連さんがいらっしゃいます。

 

2016/04/07 土曜学校修了式入校式・花まつりを開催

 4月7日、朝9時より土曜学校の修了式入校式を開催。修了生は3名で、今年度通う子どもは14名で年々少なくなってゆくので、開催時間等を検討していかねばならない。

 献灯献華献香・音楽法要のおつとめをして、法話のあと修了証、皆勤賞、努力賞の授与をする。

 終了後、花まつり。昨夜からの風雨ために向拝口の縁まで上げた花御堂の誕生仏に甘茶をかけてお釈迦様のご誕生をお祝いし、みんなで甘茶やお土産をいただいた。

 

2016/03/30 信光寺念仏奉仕団22名上山してご奉仕

3月28・29日、信光寺念仏奉仕団22名が上山。

京都到着後、大谷本廟への分骨・参拝を終えて、午後1時から念仏奉仕団のスケジュールに入る。今回は10団体276名の参加で、開会式のあと御影堂の440枚の畳や外縁の掃除をする。ご門主さまとの記念撮影・ご面接は、雨天のため御影堂にて行われた。

翌朝6時からお晨朝に参拝する。まだ早朝は冷え込んでいたが声高らかに勤行。2日目はお天気になり百華園の清掃奉仕となり、この時期にしてはめずらしく落ち葉の山で汗だくになっての作業であった。その後、国宝・鴻の間での抹茶接待や書院や飛雲閣など国宝の数々の拝観をしてゆっくりとしたひとときを楽しんだ。

昼食後は、大山崎山荘美術館やサントリー山崎蒸留所の見学観光をして、充実した二日間をふり返りながら帰路についた。

 

2016/03/22 藤本唯信先生をお招きして春季彼岸会法要を勤修

 3月21・22日、藤本唯信先生をお招きして春季彼岸会法要を勤修。先生は現在、山口教区布教団の副団長の要職にもあり第一線で活躍されている。自らの身近な体験の中から、死、いのち、争い等について深く掘り下げての弥陀讃嘆のお説教で、毎座連続してお聴聞される人も多く、有難いご縁を賜った。

 法要中には、写真愛好会〝菩提樹の会〟が庫裏広間で恒例となった〝写真展〟を開催。また、中川範子さんが庫裏玄関に桜の花を中心にしては春を表現してくださり、参詣者を楽しませてくださった。

2016/03/03 10年ぶりに境内の欅大樹を剪定

 3月2日~3日、境内の欅の大がかりな剪定が、10年ぶりに行われた。

 高山造庭園から3名の職人さんが来山。高さ23mまで届く高所作業車に乗って手際よく剪定作業が手際よく行われたが、何せ大樹なので片づけまで2日間の作業となった。

 高いところは苦手な私であるがめったにないチャンスなので、高所作業車に乗って境内伽藍や周囲の撮影をする。

2016/02/27 敬虔な仏教国ミャンマーへの旅

 2月20日、敬虔なる仏教国ミャンマーを16名のツアー組んで訪れる。朝7時に信光寺をバスで発ち、福岡空港からバンコク経由でヤンゴンに到着したのが午後7時。

 翌日、ヤンゴンのパコダ参拝やマーケット等の観光。シュエダゴン・パコダは規模の大きさや参詣数は郡をぬいて圧巻。夕方ライトアップまで滞在していたら仕事帰りの人々が沢山訪れて、宗教と生活の一体感を身近に感じ入るひとときであった。

 ヤンゴン2泊後、空路バガンへ。周りに見えるものはパコダばかりで、バガン王朝はパコダを建て過ぎて滅びたとか。〝何もない何もいらない〟であったかコマーシャルのコピーを感じるような、のんびりと充実した時間が流れるところである。

 バガンでも2泊して、再び空路マンダレーへ。イギリスが占領するまで栄えたミャンマー最後の王朝があった。旧王宮の広大なお堀や1.2kmのチーク製にウー・ベイン橋などは眺望が壮観である。

 マンダレーから空路バンコクへ。26日朝8時には無事福岡空港に降り立った。

 16年前に訪れた頃に比べると、トラックバスが少なくなりバイクがすごく普及している。また食事は大変美味しくなり少々太ってしまったが、36℃の世界から凍てつく寒さに体がビックリポンだ。ヽ(*゜O゜)ノ

2016/02/12 前住職3回忌特別法座を勤修

 2月11日、淨香院釋玄麿前住職の一周忌特別法座を、溪宏道師をお招きしてお勤めする。

 左余間に前住職の自影を奉懸して、午前のお座は『仏説阿弥陀経』、午後は『般舟讃』を参詣者と共勤行。溪師は前住職とご縁が深く、懐かしい思い出を語りながら阿弥陀さまのお慈悲の至極を味わい深いくお取次ぎされた。義理参りもあろうかと思うが満堂のご参詣で忝いことであった。

 翌12日は親戚と門徒役員の主な方々32名で、山口市の圓龍寺様をご導師に3回忌法要をお勤めし、2日間、前住職の遺徳を偲びつつ、尊いご縁を分かち合った。

 

2016/02/07 信光寺仏教壮年会総会を開催

 2月6日午後5時半より信光寺仏教壮年会総会を開催する。

 平成27年行事・会計報告の後、役員任期3年の満期となり改選。会長は河村博次氏(再任)、副会長の津島晃氏が70歳の年齢制限のため退任し顧問に就任。副会長には岩城精二氏・小嶋慎一郎氏(再任)、上谷道明氏(新任)が選任される。

 当会は昭和58年に結成され、今年で33年となる。現在の会員は80名。会員の高齢化が進んではいるが、会員増強を図っていくことを確認する。

 

2016/02/05 内藤昭文師をお招きして「第5回はじめて学ぶ真宗講座」を開催

 2月4日午後7時より無料公開講座「はじめて学ぶ真宗講座」を開催。第5回は本願寺司教・内藤昭文先生をお招きして、『拝読 浄土真宗のみ教え』の14・15頁「他力本願」をテーマにお話しいただいた。

 立春というのに大変な冷え込みで心配したが80名程のご参加。本堂の中は20度近くまで暖めてあり、快適に熱心にお聴聞された。

 次回(第6回)は4月の予定だが、ご講師は調整中。決まり次第お知らせする。なお、第7回は6月20日、阿部信幾先生、第8回は10月3日(先般の受講者には10月5日と伝達したが都合により期日変更)、田中了彩先生のご出講が決定している。

2016/02/01 ミヤマガラスよ、何処より来たりて、何処へ行かんとするか。

 昨年11月1日に飛来が始まり、ピーク時には千羽を越える数となったカラス。本堂を目印にしているのか、早朝に本堂の周りの電線に集合して餌を求めて飛び立つ。夕暮れ時になると再び同じ電線に集合し、寝床にしている山に飛んでゆく。毎日、この光景を眼にしながら3ヶ月になる。気持悪いという人もあるが、私は毎朝毎夕、仕草がかわいいなと思いながら眺めている。

 この鳥はミヤマガラスといい、大陸から越冬のために飛来するという。まもなく立春、ぼちぼち帰り支度をしているようである。

2016/01/16 谷川弘顕師をお迎えして御正忌報恩講(754回忌)を厳修

 寒波襲来の中に谷川弘顕師をお迎えして御正忌報恩講を厳修する。今年は町筋中・町筋下ブロック133戸のお引き受けで、大掃除・仏具お磨き・お華束の餅つき等の準備から、法要当日の駐車場整理、受付、お斎の接待をしてくださる。
 14日の夜座から16日の御満座まで、ご参詣の皆々さまと声高らかに勤行して、谷川弘顕先生のご法話を有難く拝聴する。15・16日はお引き受けの賄いで1日200食のお斎。何百年と続く1汁と2菜(ケンチョウ・白和え)のお斎を和気藹々と美味しくいただく。

 厳しい寒さの中、ご参詣の皆さま、ご奉仕の皆さま、ありがとうございました。

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2016/01/02 「修正会(しゅしょうえ)」 阿弥陀さまに新年のごあいさつ

 1月2日、朝9時より「修正会(しゅしょうえ)」をお勤めする。

『正信偈』を声高らかに唱和して、若院が御文章拝読、そして住職法話。その後、大人の参詣者は庫裡の御内仏間にて「流盃の儀」、祖師前にお供えのお酒をお下げしてお屠蘇をいただき、子どもたちは本堂で学年別に「かるた大会」、そして「虫ビンゴ」で楽しんだ。
 真宗門徒の「初詣で」は、我がお寺の阿弥陀如来さまに新年のご挨拶を申して、今年も仏法聴聞に勤しむことをお誓いするのである。大多数の日本人が、新年早々、願い事の欲の塊の初詣でから始まることは嘆かわしい。 お慈悲充満の中、本年もよろしくお願い申し上げます。
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